ビジネス向けコラボレーションツール「Slack」で、11月1日午前8時ごろ(日本時間)から約2時間半にわたり、全世界のユーザーが利用できなくなる大規模障害が起きた。この障害の原因について、運営元の米Slack Technologiesがこのほど、「Slack System Status」で明らかにした。
それによると障害の原因は、社内で行っているソフトウェアの定期的なデプロイをサーバに適用したこと。その結果、全ユーザーの接続が切断され、再接続できなくなってしまったという。
問題特定後、ユーザーからのリクエストを処理するためにハードウェアを増強。ユーザーがオンラインに復帰した時の過負荷を防ぐため、段階的に再接続できるようにしたという。
同社は「われわれはユーザーがSlackに依存していることを理解している」とし、改めて謝罪している。
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