米Microsoftが5月の「Build 2017」で予告した米Appleの「iTunes」アプリの年内のMicrosoft Store(当時はWindows Store)での公開はなくなった──。米ZDNetのメアリー・ジョー・フォリー氏が12月15日(現地時間)、Appleのコメントを添えてそう報じた。
Appleはフォリー氏に対し「完全なiTunes体験をユーザーに届けるためにMicrosoftと取り組んできたが、もう少し時間が必要だ」と語ったという。
Windows 10ではWebアプリ版のiTunesを利用できるが、軽量OSの「Windows 10 S」はMicrosoft Storeで提供するUWP(Universal Windows Platform)アプリしか使えない。
これを受け、Build 2017ではiTunesの他、「SAP Digital Boardroom」「Ubuntu」「SUSE」のアプリもリリースすると発表された。iTune以外のアプリは既に公開されている。
フォリー氏によると、iTunesアプリ開発計画自体はまだあるが、具体的にいつごろの公開になるかについては両社ともコメントしていないという。
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