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PEZY斉藤社長、詐欺罪で起訴 退任へ

» 2017年12月26日 10時11分 公開
[ITmedia]

 スーパーコンピュータ開発ベンチャーのPEZY Computingは12月25日、同社の斉藤元章社長が同日、産業技術総合開発機構(NEDO)から助成金をだまし取った詐欺罪で、東京地裁に起訴されたと発表した。斉藤社長はグループ各社の役員の辞任届けを出しており、後任が決まり次第退任の手続きに入るという。

画像 ニュースリリース

 PEZY Computingは、11月に発表されたスーパーコンピュータの演算性能ランキング「TOP500」で4位に入った「暁光」(ぎょうこう)開発元。

 東京地検特捜部は、NEDOの助成金をだまし取った疑いで5日、斉藤社長と鈴木大介事業開発部長を逮捕。25日に2人を起訴していた。

 同社は25日の発表文で、「代表取締役社長という重職にある者が業務遂行に関連した行為により刑事訴追を受けた事実を極めて重く受け止めいる」とコメントし、関係者やNEDOに謝罪している。

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