日本画の世界と漫画のキャラクターなどを融合した作品展「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」が、1月10日〜16日まで新宿高島屋(11階 特設会場)で開催される。入場料は無料。
「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「リボンの騎士」などの手塚治虫作品や、リラックマ、初音ミクなどのキャラクターが作品に登場する。

(左)『ユニコ×楓紅葉』(C)手塚プロダクション (C)細見美術館、(右)『初音ミク×若冲鶏』(C)illustration by iXima (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net展示する作品は計35点を予定。全て京都・豊和堂の絵師による肉筆画で、うち約半数は、細見美術館の所蔵品に着想を得て制作されたという。監修は、細見美術館館長と細見良行さん。
日本画とキャラクターを融合した作品制作が始まったのは、2015年。京都で染織製品の製作、販売を手掛ける豊和堂のアートディレクター山田晋也さんが琳派(造形芸術の流派)へのオマージュ作品を企画したのが始まりだという。
(太田智美)
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