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初音ミクや鉄腕アトムが日本画に 新宿高島屋で展示会

» 2018年01月09日 20時08分 公開
[太田智美ITmedia]

 日本画の世界と漫画のキャラクターなどを融合した作品展「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」が、1月10日〜16日まで新宿高島屋(11階 特設会場)で開催される。入場料は無料。


高島屋展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」 『火の鳥×旭日に波濤』(C)手塚プロダクション (C)細見美術館

  「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「リボンの騎士」などの手塚治虫作品や、リラックマ、初音ミクなどのキャラクターが作品に登場する。


高島屋展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-高島屋展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ- (左)『ブラック・ジャック×富士烏』(C)手塚プロダクション (C)細見美術館、(右)『リボンの騎士×東下り』(C)手塚プロダクション (C)細見美術館

高島屋展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-高島屋展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ- (左)『ユニコ×楓紅葉』(C)手塚プロダクション (C)細見美術館、(右)『初音ミク×若冲鶏』(C)illustration by iXima (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

高島屋展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ- 」,『リラックマ×軒端の梅』(C)2017 San-X Co., Ltd.All Rights Reserved.

 展示する作品は計35点を予定。全て京都・豊和堂の絵師による肉筆画で、うち約半数は、細見美術館の所蔵品に着想を得て制作されたという。監修は、細見美術館館長と細見良行さん。

 日本画とキャラクターを融合した作品制作が始まったのは、2015年。京都で染織製品の製作、販売を手掛ける豊和堂のアートディレクター山田晋也さんが琳派(造形芸術の流派)へのオマージュ作品を企画したのが始まりだという。

太田智美

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