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デジタルサイネージ付き自律走行ロボ、成田空港で実証実験 パナソニック

» 2018年01月12日 17時29分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは、デジタルサイネージ付き自律走行ロボット「Signage HOSPI」の実証実験を、1月15日から成田空港で行う。決められたエリア内を自律走行しながら、サイネージに機内持ち込み制限品情報などを表示。顧客の視線量を評価し、広告媒体としての活用の可能性などを検証する。

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 HOSPIはもともと病院向けに開発された搬送ロボット。あらかじめ記憶させた地図情報に基づいて自律走行でき、人や物などを検知した場合は自律的に減速・停止・回避などが可能だ。国内外の病院で、薬剤や検体の搬送などに採用されているという。

 今回、HOSPIの胴体部分3面にディスプレイを搭載した「Signage HOSPI」を開発。成田空港内で、機内持ち込み制限品情報などを表示しながら、決められたエリア内を自律走行する。

 HOSPIと固定型のデジタルサイネージのそれぞれに対する顧客の視線量を定量的に評価し、注目度合いの比較を行うことで、サイネージロボットの価値評価手法の確立を目指す。実験は2月26日まで。

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