日本電機工業会が1月24日に発表した、2017年の白物家電国内出荷額は、2兆3479億円と2年連続のプラスとなり、1997年以降最も高い水準に達した。安定した買い換え需要に支えられ、省エネ・高負荷価値製品が堅調に推移した。
ルームエアコン、電気冷蔵庫、電機洗濯機、電子レンジ、IHクッキングヒーターの出荷台数が、それぞれ2年連続でプラス成長だった一方、電気掃除機は4年連続のマイナス、ジャー炊飯器は2年連続のマイナスとなった。
ルームエアコンは省エネ製品が人気で、13年に次ぐ高水準に。電気冷蔵庫は中・小型タイプの構成比がやや拡大した。電気洗濯機はまとめ洗いや大物洗いへのニーズが高まり、大容量にシフト。電子レンジはオーブンレンジも堅調だが、単機能レンジの出荷が増加した。
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