動画配信サービスを展開するNetflixは1月31日、アニメ製作会社のProduction I.G、ボンズと包括的業務提携を結ぶと発表した。Netflixは2社とアニメを共同制作し、配信するアニメのラインアップを強化する狙い。作品の詳細は明らかにしていない。
Netflixを通じ、共同制作したアニメを世界190カ国に配信する予定。業務提携には、I.Gのグループ会社WIT STUDIOも含まれる。
日本のアニメ制作者やクリエイターは「海外のアニメファンに広く届ける」ことができ、Netflixのユーザーは「言語や文化の壁を越えて、日本発のハイクオリティーなアニメ作品を楽しめる」という。「ユーザー、アニメ制作者、アニメプロダクションにとってwin-win-winの関係がNetflix上で完結する」(Netflix)。
Netflixは、世界で1億1700万以上のユーザーを抱える世界最大級の動画配信サービス。オリジナル作品に注力しており、1月22日(現地時間)に発表した17年第4四半期(10〜12月)決算によれば、「13の理由」や「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などが契約者増加に大きく貢献したという。今後もオリジナル作品の拡充に力を入れていく。
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