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HomePod、家の中で、聴いてみたいと思いませんか?「スマスピ」おしゃべり広場

» 2018年02月13日 09時33分 公開
[松尾公也ITmedia]

 米国時間で2月9日にApple最初のスマートスピーカー「HomePod」がユーザーの元に届けられた。サンフランシスコ在住のYouTuberであるドリキンが筆者のを含む2台のHomePodを開封し、その設定をYouTube Liveで公開した。

photo セットアップが始まると上部が点滅する

 まず気になるのが技適マークの有無だ。小さな丸い説明書にはFCC、CEマークは確認できたが技適マークは見つけらなかった。

photo 説明書にCEマークはある

 FCCとCEマークは非常に分かりにくいが本体下部のAppleロゴの右側にシリアル番号とともに印刷されている。オーストラリアとニュージーランドの適合マークもある。ドリキンに実機を確認してもらったが、技適マークは確認できなかった。総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」でも製品番号に対応するものは見つからなかった。

photo 欧州の適合証明であるCEはある
photo 米国FCCの適合証明もある

 現在の結論は、日本で使えるとしたら夢の中くらいだろうということだ。

 レビューの内容を見ると、最初は設定トラブルがあったものの最終的にはApple Musicとの連動や、ポッドキャストが自由自在に再生できることを考えるとiPhone、iPadのAppleエコシステムを享受している人にとっては最適解になるというのがわかる。

photo AirPlayでも特別扱い

 そして、部屋の中でのポジション、さらに曲ごとにチューニングしているというサウンドは魅力だ。我が家にはHomePodの祖先であるiPod Hi-FiがBluetoothスピーカーしてSiriで動くようにして待機しているので、この10年でAppleの考えるHi-Fiサウンドの定義がどう変わったのかも検証してみたい。

 夢の中で、HomePod、聴いてみたいと思いませんか?

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