米Appleは3月27日(現地時間)、シカゴの高校で開催の教育向けイベントで、オフィススイート「iWork」をアップデートし、iOS版を「Apple Pencil」に対応させたと発表した。
同日発表の「新しい9.7インチiPad」もApple Pencilをサポートするので、iPad mini以外のiPadシリーズで、iWorkをPencilで操作できるようになった。
文書作成アプリ「Pages」では、Pencilで手描きのコメントやイラストを追加でき、共同編集している文書では、各メンバーが加えた編集がマークアップテキストとして残る「スマートアノテーション」機能(β)も使える。
Pagesにはまた、電子書籍作成機能も追加された。2012年リリースの「iBook Author」を統合したもののようだ。iOSおよびMac OS版Pagesで利用できる。
iWorkはPages、スプレッドシートの「Numbers」、プレゼンテーションアプリの「Keynote」で構成される無料アプリ。iOS版の新機能を利用するには、iOS 11が必要だ。
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