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配送遅れた「ZOZOSUIT」、マーカー方式の新型に 「7月中旬に届ける」

» 2018年04月27日 16時37分 公開
[ITmedia]

 スタートトゥデイは4月27日、全身を瞬時に採寸できるスーツ「ZOZOSUIT」の改良版を発表した。当初は、伸縮性のあるセンサーを内蔵する方式を予定していたが、配送が遅れていた。新型のスーツは、注文済みのユーザーへの配送を優先するが、27日時点で注文すると「7月中旬に届く」(同社)という。

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 新型のZOZOSUITは、全身に施されたドット状のマーカーを、スマホのカメラで360度撮影すると、体型サイズを瞬時に読み取れるという。スキャンした体型は3Dモデル化し、スマホ画面上に表示。指であらゆる角度に動かせ、チェックできるとしている。

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 ZOZOSUIT(旧型)は当初、2017年11月下旬に配送を始める予定だった。しかし「想像以上の予約があった」として延期し、約2カ月遅れの18年1月に配送開始を発表。「予約数に対して生産数がまだまだ追い付かない状況」とし、届くまでに最長8カ月かかる(1月時点)と説明していた。

 同社によれば、既にZOZOSUITを持っているか、注文済みのユーザーには、優先してマーカー方式の新型を無料で届けるという。

 センサー方式の旧型は、ニュージーランドのソフトセンサー開発企業StretchSenseと共同開発していた。しかし「(旧型よりも)容易かつ低コストで体型計測が可能なアイデアを基に、より高精度な技術の開発に成功したこともあり、StretchSenseとの契約締結を中止する」(スタートトゥデイ)という。

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