オリンパスは5月7日、デジタルカメラ関連製品を製造している中国の子会社Olympus Shenzhen Industrial(深セン市)の操業停止を発表した。1991年以降生産を続けていたが、スマートフォンの普及に伴い、デジタルカメラ市場が急激に縮小したため、稼働率が低下したという。
設備の老朽化も進み「競争力を維持することが困難な状況」(オリンパス)という。今後はベトナム・ドンナン州の拠点に生産を集約し、生産効率や収益性を向上させ、グローバルでの競争力強化を図る。
7日、オリンパスの取締役会で決議した。操業停止に伴う連結業績への影響は、現在精査中という。
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