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コロプラ、純利益46.7%減 「白猫」など売上減少

» 2018年05月09日 20時36分 公開
[ITmedia]

 コロプラが5月9日に発表した2017年10月〜18年3月の連結業績は、売上高が前年同期比13.6%減の235億円、営業利益が43.2%減の41億円と減収減益だった。純利益は46.7%減の26億円。スマートフォンゲーム「白猫プロジェクト」など、主力の既存タイトルの売り上げ減少が目立った。

photo 2017年10月〜18年3月の連結業績
photo リリース時期別の売り上げ推移。白猫プロジェクトを含む14年リリースのタイトルは売り上げ比率が減少している

 同社によれば、スマホ向け既存ゲームは、テレビCMなどのプロモーションやグッズ製作、リアルイベントなどを実施し、「ユーザーとのエンゲージメントを高めることを意識した」という。ただ、白猫プロジェクトなど2014年度にローンチしたアプリの売上高は、18年1〜3月が32億円と、前年同期(43億円)と比べると減少。5周年イベントが成功したという「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」を含む13年度開始のアプリも、売上高は26億円と、前年同期の33億円を下回った。

photo リリース時期別の売り上げ推移の詳細

 18年4〜6月は、新規・既存タイトルの周年イベントのプロモーションに向け、広告宣伝費を11億円投入する予定。他社IP(知的財産)とのコラボレーションイベントや、7〜9月に控える、白猫プロジェクト、白猫テニスの周年イベントに向け準備を進める。

 17年10月〜18年9月の連結業績は500億円(前年比4.3%減)、営業利益は80億円(同38.1%減)を見込む。

photo 17年10月〜18年9月の連結業績予想

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