Appleは、フォルクスワーゲンと契約し、商用バン「Volkswagen Transporter T6」を、社員向け自動運転シャトルバスに改造するようだとNew York Timesが伝えている。
フォルクスワーゲンの子会社「Italdesign」にて、フレーム、ホイール、シャシーなどを残し、駆動ユニットを電気式に変更し、ダッシュボードや座席を含む多くのコンポーネントを置き換えているそうだ。
Appleの自動運転車開発は、拡大と縮小を繰り返してしており、商業目的を含む、バン以外の短期的な計画が欠けていたと指摘している。
Appleは、2014年に内部で「Titan」と「T172」と呼ぶ自動車プロジェクトを開始し、2015年後半には、2台のLexus SUVを購入し、Torc Roboticsのセンサーを搭載する実験車両プロジェクト「Baja」を開始しており、現在は、50以上のSUVを使って実験を行っているとしている。
Appleは、メルセデス・ベンツと交渉を行っていた「Bruce」プロジェクトや、BMW、日産、BYD Auto、McLarenなどとも交渉を行ったが、どれもユーザー経験値やデータの取り扱いで一致せず不成立に終わった模様。
AlphabetのWaymo(Google)など、さまざまな企業が研開発を行っており、2018年5月6日にZIP-FMにて放送された「DJ MORIZO HANDLE THE MIC」において、トヨタの豊田章男社長は、AppleもGoogleも自動運転車開発を行っていると発言していた。
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