米Googleの次期オリジナル端末「Pixel 3」および「Pixel 3 XL」(いずれも仮称)について、米Appleの新製品情報予測で定評のある米Bloombergのマーク・ガーマン記者が5月30日(現地時間)、複数の情報筋からの話として報じた。
中国Weiboにリークした画面保護ガラスの画像を裏付ける内容になっており、いくつかの新情報も含む。
これまでのPixelシリーズと同様に、小型のPixel 3と大型のPixel 3 XLの2モデルあり、Pixel 3 XLには「切り欠き」がある。この切り欠きは「iPhone X」のものより幅は狭いが、高さがあるという。切り欠き部分の4つの穴は左右のものはデュアルカメラ、中央の楕円の穴はスピーカー用としている(小さい穴については言及していない)。Pixel 3には切り欠きはなく、外観はPixel 2とあまり変わらないという。
2モデルとも左右のベゼルは狭いが、天地はそれぞれ高さがある。これは、台湾HTCのハイエンド端末やこれまでのPixelシリーズの特徴である前面のステレオスピーカーのためだ。Pixel 3/3 XLの設計には、Googleが買収したHTCのPixelチームが深くかかわっているとガーマン氏は言う。
また、製造は初めて台湾Foxconnに発注するという。Pixel 2/2 XLはHTCと韓国LG Elecronicsが製造した。Foxconnは、AppleのiPhoneの組み立てを担っている。
背面のカメラは、両モデルとも最近の流行であるデュアルではなく、1つだけ。ズームやボケなどの機能はソフトウェアで可能にするという。
米調査会社IDCによると、2017年通年のPixelシリーズの出荷台数はわずか390万台。iPhoneは2億1600万台、Samsungは3億173万台だった(IDC調べ)。
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