米Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」の次期モデルのボタンとデジタルクラウンは、現行の物理的なものではなく、感圧式のソリッドステートなボタンになると米Fast Companyが6月8日(現地時間)、「Appleの計画を直接的に知る情報源」の話として伝えた。
ボタンもデジタルクラウンも、AppleがiPhoneシリーズのホームボタンで「iPhone 7」から採用している「Taptic Engine」を採用し、物理的に押すのではなく、タッチセンサーによって押すと振動する。
この新しいボタンとデジタルクラウンの仕様は、今秋発表予定の次期Apple Watchで使えるようになる見込みだが、2019年にずれ込む可能性もあるという。
ボタン類がソリッドステートになれば、防水性能が高まるだけでなく、本体内部の省スペースにもなり、従来より大きなバッテリーを組み込めるようになると情報筋は語った。
Appleはボタンを心拍リズムなどのデータ収集に対応させようとしているという。現行のApple Watchの背面には既に心拍数計センサーが備わっているが、ある種のデータ収集には複数カ所での肌との接触が必要で、ボタンをそれに使う計画という。
WWDC 2018基調講演まとめ(iOS 12/watchOS 5/tvOS 12/macOS Mojave)
Apple Watchの文字盤が自由に開発可能に?
「Apple Watch Series 3」登場 初のLTE対応
「iPhone 7/7 Plus」は何が変わった? デュアルカメラに防水仕様……6s/6s Plusとの違いを速攻チェックCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR