民泊でTポイントがたまる。そんな取り組みを年内に開始すると、Airbnbとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が6月14日に発表した。Tポイントサービスの導入で、Airbnbを日本のゲスト(民泊利用者)にとって、より身近で使いやすいものにするという。CCCの増田宗昭社長は「6700万人のTポイント会員へ『旅のライフスタイル』を提案したい」と話す。
また、6700万人のTポイントユーザーのデータをAirbnbのCRMに活用する。「例えばユーザーの年齢や性別、“アウトドア好き”、“高級志向”などの志向性を元におすすめのAirbnbの物件をレコメンドするといった利用方法を検討している」(CCC広報)という。「楽しみや幸せは人によってレベルも向きも違う。さまざまな好みに合わせた、お客さんに適切な旅の提供にデータベースを使えれば」(増田社長)
AirbnbとCCCは2016年にパートナーシップ契約を締結し、部屋を提供するホストにTポイントを付与するキャンペーンや「代官山T-SITE」などの店舗を活用したプロモーション、Airbnbの情報サイト「Airbnbナビ」の開設などさまざまな取り組みを行ってきた。
6月14日にAirbnbが発表した新組織「Airbnb Partners」にもCCCは参画しており、Tポイントサービスの導入もプログラムの一環という。両者は今後も日本におけるホームシェアリングや多様な旅のライフスタイルの提案に取り組んでいくとしている。
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