米Facebook傘下のInstagramは6月26日(現地時間)、3つの新機能をAndroidおよびiOSアプリに追加したと発表した。いずれも開発者会議「f8 2018」で紹介したもので、同日からローリングアウトしていく。
Instagram内の友達と動画チャットできるようになった。動画チャットには4人までが参加できる(親会社であるFacebookの「Facebook Messenger」の動画チャット機能は60人までが参加でき、6人を画面に表示できる)。
大きな特徴は、チャット画面を最小化して画面の端に表示しながらInstagram上の他の操作をマルチタスクで使えることだ(下図右端)。チャットしながらメッセージや写真を送ったり、フィードをチェックしたり、ストーリーを投稿したりできる。
動画チャットを始めるには、トップ画面右上の[Direct](紙飛行機アイコン)をタップし、既にあるメッセージスレッドを開き、右上に表示されるようになるビデオカメラアイコンをタップする(下図左端)。これでスレッドに参加しているユーザーにプッシュ通知が届き(下図左から2番目の図)、これをタップしたユーザーが動画チャットに参加できる。
チャットから抜けたければ画面の赤い電話アイコンをタップすればいい。[Direct]内のグループスレッドのどれかで動画チャットが始まると、ビデオカメラアイコンが青になる。これをタップするこでもチャットに参加できる。
[Direct]上の誰とでも動画チャットが可能だ。チャットしたくない相手はブロックできる。プッシュ通知を受け取りたくない相手はミュートすることもできる。動画チャットの通知設定は、プロフィールの[設定]→[プッシュ通知]→[ビデオチャット]で調整できる。初期設定で「全員」になっている。
「トピックチャンネル」は検索(虫メガネアイコン)画面の上部に新設されたトレイに表示されるトピック別のカード。左端の「おすすめ」はそれまでのユーザーの履歴に基づいてパーソナライズしたコンテンツを表示する。この他、「スタイル」「音楽」「テレビ・映画」「スポーツ」「食べ物」「ユーモア」「美容」「ダンス」「コミック」「アート」「旅行」「フィットネス」のカードがあり、興味のないカードは長押しすることでミュート(トレイの右端に隔離される)でき、また長押しすればミュートを解除できる。
Instagramによると、1日当たり2億人以上が検索タブを訪れるという。
アーティストのアリアナ・グランデやメディアのBuzzfeedなどのパートナーによるオリジナルカメラエフェクト(スタンプやフェイスフィルター)の提供が始まった。パートナーをフォローしているユーザーが投稿時に画面右下の顔アイコンをタップすると表示されるエフェクト一覧に、オリジナルエフェクトが表示されるようになる。他のユーザーが使っているオリジナルエフェクトを気に入ったら、それをタップすれば自分のカメラにも追加できる。
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