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流通テック

消費者と配達員の我慢、どちらも減らす方法はあるか 「受け取り方」を変える宅配の新しい選択肢特集・ITで我慢をなくす「流通テック」(3/3 ページ)

» 2018年07月18日 09時00分 公開
[村田朱梨ITmedia]
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 「配達日を忘れていた」「荷物が届くのに、うっかり外出予定を入れてしまった」――といった理由で再配達依頼を出したことのある人も多いのではないだろうか。そんな人のために、日本郵便ヤマト運輸では、LINEと連携して配達予定日を通知する取り組みを始めている。

 それぞれのアカウントと「友だち」になれば、トーク画面から再配達依頼も可能だ。また、日本郵便のLINEでは荷物の追跡や集荷の申し込み、ヤマト運輸のLINEでは受取日時の変更などにも対応している。

photo 日本郵便のLINEは「ぽすくま」が対応
photo ヤマト運輸のLINEはネコ語でも応答してくれる

 これまで荷物の受け取りと言えば「配達員が在宅中に玄関まで届けてくれること」だったが、それも当たり前ではなくなりつつある。それぞれの利用者が少しだけ意識を変え、新しい選択肢を試してみることで再配達問題は軽減されるかもしれない。

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