日本マイクロソフトのMicrosoft Edge/Internet Explorer(IE)サポートチームは7月18日、Windows 10環境を利用している企業などに対して、IEからEdgeへの移行を改めて呼び掛けるブログ記事「Internet Explorer の今後について」を公開した。ただ、IEのサポート終了時期については、「回答できない」という。
同社は2016年1月以降、IEは最新バージョンのみをサポート対象にしてきた。また、Windows 10の既定のブラウザとしてEdgeを提供している。
ただ、EdgeはActiveXコントロールやVBScriptなどレガシーテクノロジーに対応していないため、Windows 10を導入した企業がこういった技術を利用したい場合、IE 11にリダイレクトするエンタープライズモードも提供してきた。
同社はこれまでも「IEでなければならない場合以外はEdgeを利用するよう提案してきた」と説明。「WebアプリケーションがIE固有の機能に依存している場合、依存性をなくしてEdgeで閲覧できるように見直していただくことを、今からご検討いただくよう伝えていくことがサポートチームの使命」と述べ、IEだけに対応したレガシーな機能を、Edgeで利用できるモダンな仕様に変更するよう見直しを改めて呼び掛けている。
ただ、「IEはいつまでサポートが提供されるのかなど、将来の予定についてお問い合せをいただいても回答はできない」という。
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