米Microsoftは7月18日(現地時間)、「Windows 10 IoT Core Services」をパブリックプレビュー版として公開したと発表した。無料で提供するIoT向けOS「Windows 10 IoT Core」の顧客にサービスを提供するサブスクリプション制サービスだ。
Windows 10 IoT Coreは、Microsoftが2015年に発表したIoT向けOS。英Raspberry Pi Foundationの超小型コンピュータ「Raspberry Pi 2」などをサポートする。
Windows 10 IoT Core Servicesの利用料は、端末1台当たり月額30セント(約34円)。10年間のLTSC(Long-Term Servicing Channel)サポート、端末の更新管理サービス、健全性評価を行うサービスを利用できる。
端末の更新管理サービス「Device Update Center(DUC)」では、端末の更新プログラムの作成、カスタマイズ、管理が可能。テストを繰り返してから配布できる。
健全性評価サービス「Device Health Attestation(DHA)」は、端末の状態をチェックするクラウドベースのサービスで、「Azure IoT Device Management」などと組み合わせて使う。
詳細はWindows IoT Core Dev Centerを参照されたい。
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