Web上で「表彰状」を作り、SNSなどを通じて簡単に贈呈できる「ウェブ表彰」というサービスが7月上旬に登場し、たくさんの表彰状がやりとりされている。開発したフリーエンジニアのあんどさん(@ampersand_xyz)は、公開から2週間で6000枚以上の表彰状が作られたとnoteで明かし、「世界を優しくすることに貢献できたんだと感じた」とつづっている。
ウェブ表彰は、表彰したい相手の名前と表彰の言葉などをフォームに入力するだけで表彰状の画像を作成でき、TwitterやFacebookなどで共有したり、画像をダウンロードできるサービス。ログイン不要で誰でも利用できる。
あんどさんのnoteによると開発のきっかけは、友人で個人開発者のワタナベさん(@nabettu)らが開発した日本語フリーフォント試し書きサービス「ためしがき」が大ヒットしたこと。「負けていられない、なにか作ろう!!」という思いから思い立ち、2日間で開発したという。
7月8日に一般公開。「さほど反響はないんじゃないかと思っていた」が、想定以上に反響があり、2週間で6000枚以上の表彰状が作成されたという。SNSのフォロワー同士で表彰状がやりとりされたり、アニメや漫画のキャラをたたえるのに使われたり、「社内のSlackで社員同士で成果をたたえるのに使っている」といった声も届いたという。
あんどさんは、「影響を与えた数が多いわけじゃないにしても、世界を優しくすることに貢献できたんだと感じて、これが世界を変えるってことなんじゃないか? と思った」と述べ、「また新しいものづくりを頑張っていこうと思います」と結んでいる。
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