VR(仮想現実)で空を飛んだり海中を探検したりしながら体を鍛えるフィットネスマシン「ICAROS」(イカロス)を、SEアミューズメントが「SPORTEC2018」(東京ビッグサイト、7月25日〜27日)に出展した。ICAROSを開発したヨハネス・ショール氏(ICAROS共同創業者)は、「エクササイズを楽しいものにしたい」と話す。
ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を装着。ハンドルを握って肘や膝をマシンに乗せると、ハンググライダーで滑空する時のような姿勢になる。体を傾ければ上下左右に動き、コントローラーがそれを検知してゲームと連動させる仕組み。
飛びながら空中に現れる輪をくぐったり、海中を探検したり、シューティングゲームをしたりするうちに自然と体に負荷がかかる。「3分も経験したら翌日は筋肉痛で体がバキバキ」(ブース説明員)。肩や腕の筋肉に加え、体幹やバランス感覚も鍛えられるという。
また、2台のICAROSをWi-Fiで接続すれば、他の人とレースゲームやバトルゲームを楽しむこともできる。「ゲームをきっかけにトレーニングを始めたり、楽しみながら継続したりしてもらえるようになれば」(ブース説明員)
今後、日本国内ではSEアミューズメントが正規代理店としてトレーニングジムやホテル内のフィットネスジムなどに販売する予定。
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