スタートトゥデイの前澤友作社長は7月30日、プライベートブランド「ZOZO」で靴とブラジャーを作ることを明かした。自宅で採寸した体型データを使うことで、自分の体型にぴったり合った靴とブラジャーを提供するという。同日から、それぞれの製品開発担当者を採用ページで募集。「5年以上の経験者」が対象になる。
前澤社長は「ZOZOSUIT同様、靴やバスト回りも自宅でサイズ計測できそう」としているが、計測に配布中のZOZOSUITを使用するかは不明。
採用ページでは経験者のみを募集しており、靴やブラジャーの商品企画や生産管理、デザインやパターン、設計図の作製、のいずれかを5年以上経験していることが条件。応募期間は8月13日正午まで。
前澤社長は2017年7月時点でぴったりな靴を作るため足の採寸機能の研究開発を進めていることを公表していたが、当時のZOZOSUITは身体を瞬時に採寸できるというセンサーを内蔵する方式を想定していた。
しかし、センサー式ZOZOSUIT(旧型)は「想像以上の予約があり、生産数が追い付かない」として配送を延期。現在、ユーザーには全身にドット状のマーカーを施した改良版のZOZOSUITを配布している。マーカー方式のZOZOSUITでは、体型サイズの計測にスマートフォンカメラを使用。スキャンした体型は3Dモデル化し、スマホ画面上に表示してさまざまな角度からチェックできる。
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