ロゴヴィスタが発表した「一部iOSアプリの販売終了および今後のコンテナアプリ化につきまして」によると、2017年12月にApple側から、単独辞書アプリをコンテナアプリ化するよう要請を受けたようで、要請に応じなければ既存アプリをアップデートすることができない状況だったそうだ。
Appleと協議の結果、現行アプリを改編し各辞典コンテンツをアプリ内課金で購入するコンテナアプリとして展開することとなり、また、そうすることにより、複数の辞典を一括で検索(串刺し検索)できるようになると説明している。
一連の発表から、Appleが、辞書アプリを多数販売するデベロッパーに対して、App Store Reviewガイドラインにある「4.3 スパム」に該当するとして、単一のアプリを提出し、異なるバージョンはApp内課金で提供する方法を検討するよう要求していたことが分かった。
この4.3 スパムの解釈は、特定の場所、スポーツチーム、大学などに向けた異なるバージョンが存在するアプリのことで、辞書の場合だと、アプリの外枠は同じで、辞書コンテンツが違う状態がスパムに該当すると判断したようだ。
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