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ニコンは「Zマウント」でカメラの王道を行く(3/4 ページ)

» 2018年08月24日 13時10分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 SDカードではなく、XQDカードなのだ。

メディアはXQDのワンスロット

 SDカードに比べてより高速な転送が可能なので高速連写時や動画撮影時に有利だが、ニコンでも上位モデルでしか採用していなかったもの。

 ニコンユーザーでもXQDを常用しているのはハイエンドユーザーくらいだろう。

 上位機のZ 7ならともかく、普及モデルのZ 6もXQDでいいのか、XQDはこの先さらにポピュラーになっていくと踏んでいるのか。

 ここはXQDとSDカードのデュアルスロットにしてくれればよかったのに、と思うわけだが、実際にXQDカードを使ってみるとその速さにこれでもいいかなと思ってしまうところが怖ろしい。

 今回、撮影に使ったXQDカードをXQDカードリーダーとともに持ち帰らせてくれたので、帰宅してパソコンに吸い上げたのだが……速くて快適なのである。

 で、今回Z 7で撮影したカットを3枚ほど。

 詳細はレビュー時に。

レンズはまず3本

 ボディと同時に登場するレンズは3本。

 35mm F1.8、50mm F1.8、そして24-70mF4だ。

同時発表された3本のレンズ。24-70mmはF4通し

 クオリティ重視の設計になっているため、35mm F1.8や50mm F1.8はその数字から想像するより大きめ。

 レンズロードマップも公開されたが、注目は58mm F0.95という大きなマウントを生かした超大口径レンズだ。

58mm F0.95の超大口径レンズ。これを実現できるマウントを設計した
「Noct」と名付けられた

 このレンズはマニュアルフォーカスになるが、拡大表示してフォーカスをぎりぎりまで追い込めるミラーレス一眼向きかもしれない。

 さらに、24-70mm F2.8と14-30mm F4のモックアップも展示されていた。

この3本のレンズはモックアップ

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