ネットサービスの企画や開発を行うアイリッジ(東京都港区)は9月4日、プログラミング不要でスマートスピーカーのスキル(アプリ)を開発できるサービス「NOID」(ノイド)を正式公開した。ユーザーの呼び掛けに対し、音声アシスタントの対応を入力していくだけでスキルを作れる。現在開発できるのはAmazon Alexa向けのスキルのみだが、今後はGoogle Homeにも対応するとしている。
Webブラウザ上で管理画面にアクセスし、ダッシュボードで「新規作成」をクリック。アプリ名を入力すると編集画面に遷移すると、起動時の発話を入力する「ホームブロック」が表示される。ブロックのスピーカーマークの欄にはスマートスピーカーの発話内容を、マイクマークの欄にはそれに対するユーザーの返答例を入力する。
以降は、追加した新しいブロックをユーザーの返答例と線でつなぎ、ユーザーの返答後にスマートスピーカーが発話する内容などを追加していく。音声(MP3ファイル)をアップロードしてスキルに組み込むこともできる。
利用には会員登録(無料)が必要。無料の「フリープラン」(ストレージ5MB、ストリーミング流量0.1GB、リクエスト数100回)以外に、有料の「ライトプラン」「プロプラン」も用意する。有料プランの詳細、料金は近日公開予定。
今後はフラッシュニュースや動画、電子決済などに対応するための機能も追加し、お店の予約アプリや、ECサイトから商品を購入できるアプリなども開発可能にするとしている。
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