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» 2018年10月01日 08時00分 公開

PCのカラバリ、なぜ「白、黒、銀」ばかりなのか“中の人”が明かすパソコン裏話(1/2 ページ)

メーカーの中の人だからこそ知っている“PCづくりの裏話”を明かすこの連載。今回は、PCのカラーリングについてお話します。

[白木智幸(日本HP),ITmedia]

 こんにちは。日本HPで製品企画を担当している白木智幸です。今回は、市場に出回るPCのカラーバリエーションが無難な色であることの多い理由について触れたいと思います。皆さんが使っているPCは何色ですか?

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 多くの方はホワイト、ブラック、またはシルバーのPCを使っていることが多いのではないでしょうか。レッドやゴールド、ブルー、ピンクといった派手なカラーのPCをお使いの方もとてもステキだと思いますが、店頭で販売されている製品を見渡すと、無難な色のPCばかりが並んでいる印象があります。PCのカラーバリエーションに、そういった色が集中するのはなぜでしょうか。

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 ここで、ちょっとPCから離れて自動車の例を挙げたいと思います。皆さんも日頃から街を走っているクルマを見てお気付きかと思いますが、多くの車種で多彩なカラーラインアップが用意されているにもかかわらず、ホワイト、ブラック、シルバーのクルマを選ぶ方が多いのです。これは日本に限らず、全世界でも同様の傾向になっています(参考:塗料原材料サプライヤーの米Axaltaによる調査資料「Global Automotive 2017 Color Popularity Report」より)

 実用的な理由では、ホワイトやシルバーは汚れや傷が目立ちにくそうですし、光を反射する色の為、炎天下で有利であるという理由もありそうです。そういう点では、ブラックは汚れが目立ちそうですし、炎天下で焼けるように熱くなってしまいそうでもあります。

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 ベーシックなカラーが人気の理由として、これらに共通しているのは「リセールバリューがよい」という事です。

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