大型台風の24号が日本列島を通り過ぎたばかりだが、すでに25号が勢力を強めている。台風の規模感はうなる暴風の音や、電車の運休などで実感できるが、もう1つ、身近に感じられる尺度がある。気圧だ。
最近のスマートフォンには気圧センサーが搭載されており、iPhoneにも組み込まれている。ならば使いたいではないか。
MACお宝鑑定団Blogによれば、iPhone 6および6 Plusにはボッシュ・センサーテック製気圧センサーBMP280が搭載されており、300hPa(ヘクトパスカル)から1100hPaまでの計測が可能だという。その後、最新モデルのiPhone XS、XS Max、XRに到るまで気圧センサーは搭載されている。
iPhoneではSiriに「今の気圧を教えて」と尋ねれば、声で教えてくれるのだが、実はこれ、内蔵の気圧センサーからの数値は使われていない。The Weather Channelから提供されている情報を元に、「現在はXXXX hPaです」と答え、「天気」アプリの画面を表示しているのだ。
独立した気圧センサーが搭載されているApple Watchでも同様にSiriではiPhoneの天気アプリの情報が反映される(Apple Watchの天気アプリに気圧は表示されない)。面白いのは、iPhoneではSiriの回答が天気アプリに表示された数字よりもデータが細かい(小数点以下2桁まで)ことだ。The Weather Channelサイトでは小数点以下1桁となっている。Apple Watchでも回答も小数点以下1桁。
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