アステラス製薬とバンダイナムコエンターエンターテインメントは10月23日、継続的な運動を支援するスマートフォンアプリに関する共同開発契約を結んだと発表した。腕時計型ウェアラブル端末「Moff Band」(IoTベンチャーのMoffが開発)を連動させ、ゲーム性を採り入れながら運動できるようにする。
「科学的根拠のある運動プログラム」の提供を目指し、ゲーム性を取り入れながら開発する計画。加速度センサーを搭載し、腕の動きに合わせて動作や姿勢の変化を認識する腕時計型のウェアラブル玩具「Moff Band」を組み合わせる。アステラス製薬が運動プログラムを立案し、バンダイナムコがコンテンツやソフトの企画開発を担当する。
両社は「生活習慣病の予防策として継続的な運動が重要視されているが、継続的に運動する必要がある人にとって、どんな運動プログラムが適切かという科学的根拠が示されておらず、継続性の面でも課題がある」と指摘。新規事業の拡大や異分野への取り組みとして、今回の協業に踏み切ったと説明している。
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