「iBaby Monitor M6S」の機能は音声と映像をスマホアプリからモニターするだけとシンプルですが、カメラの向きをアプリから上下左右にコントロールできます。
布団で寝かせている時など、赤ちゃんが移動してしまい最初に設置した向きでは映らなくなってしまっても、カメラの向きを変えれば対応可能。モニターしている子どもの様子を、アプリから写真やビデオにおさめることもできます。本体価格は130ドル(税込)。
「Amazon Cloud Cam」は、Amazon.comが販売している監視カメラ。ベビーモニター用ではありませんが、広角カメラのため部屋全体を見守ることができます。わが家では子ども部屋とリビングに1台ずつ設置しています。
スマホアプリではライブ映像と音声が確認可能。見守る範囲が広い代わりに、子どもの顔など細部は確認できませんが、じっとしているかどうかはチェックできます。
また、室内で何らかの動きを検知すると数秒〜1分程度のクリップ動画を保存してくれるため、そこから子どもが起きた時間を特定することもできます。
わが家では主に外出時などに利用。子どもがパートナーと楽しそうにリビングで遊んでいる様子が確認できると、外出中の不安が激減します。本来の用途であるセキュリティカメラとして、留守中に頼んでいた修理の人が来たかどうかや、変な侵入者はいなかったかなどを確認するのにも役立っています。米Amazon.comでの販売価格は119ドル99セント(税別)。
いろいろと試した結果、わが家ではAmazon Cloud Camで部屋全体を見守り、子どもの様子はCocoon Camでしっかりと確認するという“二刀流”に落ち着きました。今では外出中や出張中に子どもの様子を見てほっとするだけでなく、家への連絡は子どもの昼寝中はなるべく避ける――といったことにも活用しています。
ベビーモニター選びのポイントは、「モニター中の様子を写真や動画に残せるか」「部屋の温度や湿度を確認できるか」「子どもが起きた時に通知してもらえるか」など、自分のニーズを満たしたものを探すことだと思います。
日本ではアメリカほど広がっていないベビーモニターですが、使ってみると案外便利なもの。これを機に「試してみよう」と思う人が増えれば何よりです。
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