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コインチェック、NEMなど3種類の入金・購入を再開

» 2018年11月12日 20時24分 公開
[ITmedia]

 コインチェックは11月12日、1月に不正アクセスで流出した「NEM」など、仮想通貨3種類の入金・購入サービスを再開した。「外部専門家による協力を受け、技術的な安全性の確認が完了した」という。

photo プレスリリースより

 入金・購入を再開したのは、イーサリアム(ETH)、NEM(XEM)、Lisk(LSK)の3つ。これまでに再開したものと合わせて7種類の入出金、売却、購入が可能になった。入金に当たっては「旧入金アドレスへの入金は反映されない可能性がある」とし、入金アドレスを再発行するよう促している。

 リップル(XRP)とファクトム(FCT)の入金・購入や、レバレッジ新規建取引などの未再開サービスについては「準備が整い次第順次再開する」という。

photo コインチェックの仮想通貨サービス。青い丸が今回入金・購入を再開した3種、点線の丸が入金・購入を再開していない2種
photo 再開準備中のサービス

 コインチェックは1月下旬に、外部からの不正アクセスで約580億円相当(当時レート)のNEMを流出。その後安全性の確認を行い、2月に日本円の出金を再開した。3月以降、仮想通貨の出金と売却を順次再開。10月には新規口座開設と一部仮想通貨の入金・購入も再開している

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