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ポケGOトレーナーのための「メルタン」進化論(1/3 ページ)

» 2018年11月29日 07時00分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 あれは9月22日、「チコリータ」のコミュニティデイでの出来事でした。ポケモンGOには珍しく、目立ったトラブルもなく正規の終了時刻にイベントが終わったと思った瞬間、異変が起こりました。それまでチコリータのいたところにナットのような姿をした小さなポケモンが大量発生。慌てて捕獲すると「メタモン」に変わりました。

ナットのような姿をした小さなポケモンが大量発生したチコリータのコミュニティデイ

 当初は「バグか」ともっぱらのうわさでしたが、謎のポケモンが原作にも登場したことのない「新種」だったことが判明。後日、ポケモン新作に登場する幻のポケモン「メルタン」の情報が公開されました。チコリータコミュニティデイの大量発生は、メタモンが変身していたという設定。手の込んだプロモーションだったわけです。

 あれから2カ月。最近はメルタンの進化形「メルメタル」がジムに配置されるケースも散見されます。まだ持っている人が極端に少ないレアポケモンですから、目立つ上に通りすがりのトレーナーから「きのみ」をもらえるメリットもあり(時々アメがもらえるため)、ジム戦においてはこれから旬を迎えるポケモンといえるかもしれません。

メルタンの進化形「メルメタル」

 そう、要約すると「私も欲しい」です。今回はメルメタル進化の方法を紹介していきましょう。

メルメタルに進化させる方法

 メルメタルをゲットする方法は、ある意味シンプルです。シンオウの石などの進化アイテムはいりません。公開中のスペシャルリサーチ「メルタンの謎を解け!」でメルタンを捕獲し、アメを400個集めて進化させるだけです。

 野生では出現しないポケモンのため、考える手段としては「相棒にして歩くこと」です。幻のポケモンであるメルタンの場合、20キロメートルでアメが1個もらえるので、ざっくり8000キロメートルほど歩けばいい計算になります。これは、2014年に冬季オリンピックが開催されたロシアのソチまでの直線距離とだいたい同じ。歩くの大好きポケGOトレーナーなら今後3〜4年プレイし続ければ到達できる距離ではないでしょうか。

歩くことに決めた人

 ソチまで歩く時間はない、という忙しい方のために別の方法も紹介しておきます。ポケモンGOには、どんなポケモンのアメにもなってしまう「ふしぎなアメ」という便利なアイテムがあります。レイドバトルやリサーチの報酬として数個もらえる(かもしれない)虹色のアメで、コツコツと溜めている人も多いはず。このアメを一気に400個ほど投入すれば即座にメルメタルに進化できます。

ちょっと足りませんか

 また最大CPまで強化する場合はさらに250個前後、必要になります。つまり「ふしぎなアメ」が650個もあれば、すぐにでもジムにメルメタルを配置できる計算です。実際、現在ジムに置かれているメルメタルの多くはこのようにして進化させたはず。先人達に敬意を払いながらきのみを投げ込みましょう。

 ここまでに紹介した2つの方法は、スマートフォン(ポケモンGO)だけで対応できる比較的ハードルの低い方法ですが、実は重大な欠点があります。そう、スペシャルリサーチで捕獲できるメルタンは1体きりの一発勝負。個体厳選ができません。ジム置きやバトルを考えると大きな問題といえます。

 なお、メルタンは幻のポケモンとしては珍しく、ジムに配置できる他、フレンドとの交換にも対応しています。つまりリサーチ産メルタンでも2度目の個体値抽選はあり。運が良ければキラポケモンになる可能性はあります。もちろん交換した後、チームリーダーに「バトル向きではない」といわれる(=最低評価になる)可能性もありますし、キラポケモンになる確率は日々下がっている印象です(あくまで印象ですよ)。たった1回で高個体値&キラを狙うなど、ゲンガーの群れから「色違い」を探すより難易度が高いと思います。

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