現実世界の映像を学習させたAI(人工知能)に、都市の3Dモデルを自動生成させる――米NVIDIAは12月3日(現地時間)、ニューラルネットワーク技術を活用した、そんな研究成果を発表した。VRゲームなどに使われる仮想空間の作成にかかる時間、コストを削減できるとしている。
クルマや建物などのオブジェクト(物体)が描かれた3D地図を自動生成する。生成されたオブジェクトを削除、変更、追加もできる。AIの学習には、「NVIDIA Tesla V100 GPU」を搭載したディープラーニング専用システム「NVIDIA DGX-1」を使用し、データセットとして数千の動画を用意した。
同社は「研究は初期段階だが、この技術を使うことで、あらゆる分野で仮想空間の生成をより安く、より簡単にできる」としている。
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