コード決済サービス「PayPay」で、決済時にスマートフォンから鳴る「ペイペイ♪」という音声をキャンセルする方法がある。PayPayアプリ起動直後のトップ画面に表示されるカード型のバーコードを店で読み取ってもらうだけだ。
この方法は、客のコードを店舗がリーダーで読み取って決済する「コード支払い」でのみ使える。トップ画面に表示されるカード型のバーコードを使うと、「ペイペイ♪」という決済時の音が鳴らさずに済む。
ITmedia Mobileの取材によると、「素早く決済をしてもらうため」(PayPay広報)という。コード支払いはファミリーマートやヤマダ電機などで採用されている。
ただし、支払い方法をPayPay残高ではなく、登録済みのクレジットカードやYahoo!マネーに変更したい場合は、バーコードとQRコードが併記されたコード支払い画面を開く必要がある。こちらで決済すると「ペイペイ♪」と鳴ってしまう。また、ビックカメラなどで採用されている、客が店舗のコードを読み取り金額を入力して決済する「スキャン支払い」では「ペイペイ♪」の音を回避する方法はない。
PayPay側が店頭での宣伝効果を狙っているかはどうかは定かではないが、スマートフォンの音量設定に関わらず、決済時は基本的に「ペイペイ♪」と鳴る。最近のスマートフォンはスピーカーの質が向上しているので、余計に目立つ格好だ。
この音について利用者の声をSNSなどで確認すると、「かわいい」という人もいれば「ダサい」と感じている人もいるなど多種多様である。ちなみに各種電子マネーの決済音は、ローソンが公開している以下の動画が参考になる。
一部制約はあるが、コンビニの店内で「ペイペイ♪」と大きな音で鳴って恥ずかしいと感じた人は試してみてはいかがだろうか。あるいは一過性のブームだと開き直って「ペイペイ♪」を楽しむのもいいかもしれない。
最新のアップデートで、PayPayアプリ起動直後のトップ画面に表示されるカード型のバーコードでも音が鳴るように変更されています。
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