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» 2018年12月17日 10時05分 公開

ポタフェス2018:Qualcomm TWS Plusは2年前のAirPodsに対抗できるか

ポタフェスに展示されていたAirPods対抗Qualcomm TrueWireless Stereo Plus、対応製品を見てきた。

[MACお宝鑑定団]
MACお宝鑑定団

 ポタフェス2018において、Qualcommが、最新Bluetoothオーディオチップ「QCC3026」や「QCC5100 Series」のリファレンスモデルを展示し、右のイヤフォンと左のイヤフォンにそれぞれ信号を独立して送信する技術「TrueWireless Stereo Plus」のデモ展示を行っていた。

photo Qualcomm TrueWireless Stereo Plus

 基板上にあるDIMMモジュールに載っている小さなチップがQCC3026で、Snapdragon 845チップを搭載したリファレンス機との接続によるデモが行われていた。

photo QCC3026

 すでにSnapdragon 845搭載のAndroid端末は出荷されているが、TWS Plus技術に対応したモデルがないため、技術展示となっている。

 TWS Plus非対応の場合、下位技術である「TrueWireless Stereo」での接続となる。

 親機と子機との接続になり遅延が発生するが、親機は左右でバッテリーが多い方が担うようになり、また、Bluetooth 5.0接続となるため、バッテリー消費量が大幅に少なくなるメリットが得られるそうだ。

photo Qualcomm aptX Adaptive

 QCC302XシリーズとQCC5100シリーズの違いは、SoCが実装するコア数の違いで、aptX、aptHDを内包した同社のローレイテンシー技術「Qualcomm aptX Adaptive」に対応するのはQCC5100シリーズのみとなる。

 2年前の2016年12月に発売された「AirPods」は、W1チップにより、iPhone側で左右に分かれて送信されるBluetooth信号を受信する仕組みで、TrueWireless Stereo Plusのような技術を実装済みとなっている。

photo AirPods

 TWS PlusはSnapdragon 845チップとの連携機能のため、iPhone、iPadでは下位技術のTWSでしか使用できないことを知っておいた方がいいだろう。

 ソフトバンクコマース&サービスは、2018年11月09日に発売したMavinのフルワイヤレスイヤフォン「Air-X」を展示していた。

photo Mavin Air-X

 QCC3026を採用し、連続再生最大10時間、充電ケース併用で連続再生最大50時間可能となっている。AAC、aptXコーデックに対応。

 イヤフォンのボタンをタップすると、Siri、Google アシスタント呼び出しも可能だ。

 バリュートレードは、11月30日に発売したAVIOTのフルワイヤレスイヤフォン「TE-D01b」を展示していた。

photo AVIOT TE-D01b

 QCC3026を採用し、連続再生最大9時間、充電ケース併用で連続再生最大81時間可能となっている。

 AAC、aptXコーデックに対応している。

 日本人オーディオエキスパート達が音質設計に携わり、日本向けのサウンドチューニングがされている。

 NUARLは、12月14日に発売したフルワイヤレスイヤフォン「NT01AX HDSS True Wireless Stereo Earphones」を展示していた。

photo NT01AX HDSS True Wireless Stereo Earphones

 QCC3026を採用し、連続再生最大10時間、充電ケース併用で連続再生最大35時間可能となっている。AACに対応している。

 イヤフォンの内部にはナノコーティングによる撥水処理が施されていて、IPX4相当の耐水性能がある。

 協和ハーモネットは、2019年1月に発売する予定のZERO AUDIOのフルワイヤレスイヤフォン「TWZ-1000」を展示していた。

photo ZERO AUDIO TWZ-1000

 QCC3026を採用し、連続再生最大7時間、充電ケース併用で連続再生最大28時間可能となっている。

 AAC、aptXコーデックに対応している。

 イヤフォン本体はIPX5相当の防水性能が、充電ケースはIPX3相当の耐水性能がある。

 オウルテックは、現在開発中のQCC3026チップ採用フルワイヤレスイヤフォンを参考展示していた。

photo オウルテック

 製品仕様などを含めて何も決まっていないそうだが、AirPods程度の価格で販売できることを目指しているそうだ。

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