ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

「ホンダジェット」初号機納入、コロプラ共同創業者の千葉氏に 堀江貴文氏、グリー共同創業者の山岸氏と共同で所有

» 2018年12月20日 14時08分 公開
[ITmedia]

 本田技研工業の航空機事業会社・ホンダエアクラフトカンパニーは12月20日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の日本初号機の引き渡しを行った。日本での最初の所有者になったのは、コロプラの共同創業者で投資家の千葉功太郎氏。ライブドア創業者の堀江貴文氏・グリー共同創業者の山岸広太郎氏と3人で共同保有するという。

画像 引き渡し式の様子。左から2人目が堀江氏、3人目が千葉氏、4人目が山岸氏

 同機は7人乗りの小型ビジネスジェット機。左右の主翼上面に2基のエンジンを搭載し、クラス最高水準の速度(時速778キロ)と低燃費(航続距離2185キロ)を実現したという。1986年に航空機用エンジンの研究・開発に着手し、30年を経て発売につなげた。

 現在、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で販売。日本での受注は6月にスタートし、これまでに10機を超えるオーダーを受けたという。

 日本初の所有者となった千葉氏は「私も数回、実際に乗ったが、その静音性、力強さ、なめらかさ、安全性、安定性、そして何よりも機体の美しさは抜群。小型ジェット機が普及すると、日本全体が一つの都市圏になり、新しい経済活動が加速する」などとコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.