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Bluetooth 5.1ではcm単位の方向探知が可能に

» 2019年01月29日 11時29分 公開
[ITmedia]

 Bluetooth SIG(Special Interest Group)は1月28日(現地時間)、「Bluetooth 5.1」規格の新機能「direction finding feature」(方向探知機能)を発表した。バージョン5.1は同日からメーカー向けに提供が開始された。同団体は、2022年までにこの機能が利用できる端末が4億台出荷されると予測している。

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 新しい方向探知機能では、センチメートル単位で搭載アイテムの位置を確認できる。キーホルダーなどに搭載すれば、なくした鍵を探しやすくなりそうだ。

 この機能はまた、GPSが届かないインドア施設での位置情報システム(indoor positioning system;IPS)にも利用できる。例えば美術館向けアプリで、展示作品一覧で見たい作品をタップすると、その作品の展示されている位置が分かるようにすることなどが可能だ。

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