米Microsoftは1月31日(現地時間)、2月3日開催の第53回スーパーボウル(Super Bowl LIII)中継番組向け120秒CM「We All Win」を公式YouTubeチャンネルで公開した。同社がスーパーボウルのCM枠を購入するのは4年ぶりだ。
内容は、昨年5月に発表した障害者のためのコントローラ「Xbox Adaptive Controller」の紹介だ。
普通のゲームコントローラを使いにくい障害を持つ複数のゲーム好きな子どもたちが登場し、ゲームが好きなのに思うようにプレイできない残念な気持ちを語った後、各自が「Xbox Adaptive Controller」で健常者と互角に戦う様子が紹介される。
片手が不自由なオーウェンくんは「Adaptive Controllerで好きなところは、誰でもゲームができることだ」と語る。オーウェンくんの父親は、オーウェンくんが他の子どもたちと一緒にゲームすることについて「当初一番心配したのは、他の子どもたちがオーウェンをどんな目で見るだろうということだった。だが、ゲームで遊んでいるとき、あの子はみんなと同じだった」と語った。
Microsoftは2014年のスーパーボウルでは、元NFLの選手で現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘っているスティーブ・グリーソン氏がMicrosoftのタブレット「Surface」とアイトラッキングシステムを利用して家族と意思疎通するCMを放映した。
スーパボウルの高予算CMはYouTubeのAdBlitzチャンネルにまとめられている。
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