「確定申告」偽サイト、ヤフーの検索連動広告に表示 Bingにも配信 ヤフーが対策
「『Yahoo!検索』や『Bing』で『確定申告』と検索すると、確定申告の公式サイトをかたる偽サイトが表示される」――こんな指摘が2月8日以降ネットで相次いだ。ヤフーによると、Yahoo!検索やBingの検索結果に表示される検索連動広告「Yahoo!プロモーション広告」の審査が甘く、不適切なサイトの広告が表示されていたとし、問題の広告は削除したという。
Yahoo!プロモーション広告は、Yahoo!JAPANの検索結果や、Bingなど提携サービスの検索結果に表示される広告。広告主が検索ワードを選んで広告を掲示でき、掲載された広告は、検索結果一覧よりも上に「広告」アイコン付きで表示される。
2月8日夜、「Bingで『確定申告』と検索すると偽サイトが表示される」とTwitterで話題に。報告したユーザーが取ったキャプチャによると、検索結果の広告欄に「確定申告/公式サイト!」「確定申告ホームページ」「国税庁」などと書かれた、「.com」ドメインの偽サイトが表示されていた。また、「e-Tax」のワードでも同様に、国税庁をかたる偽サイトが表示されていた。
記者が12日にYahoo!検索で確認したところ、「確定申告」「e-Tax」の偽サイトは広告から削除されていたが、「楽天市場」や「アマゾン」「zozo」と検索した際、それぞれのサイトをかたってまったく異なるサイトに誘導する広告が掲出されていた。
ヤフーは、問題が指摘された広告について、13日までに削除を完了。Bingに掲載された偽サイトの広告についても「配信事業者として、弊社に管理責任があると考えている」と話す。同社は再発防止のため、審査の精度の向上や、事前審査・事後審査のバランスを最適化するといった取り組みを行うとしている。
「Yahoo!JAPAN」の検索連動広告では2014年、京都銀行のインターネットバンキングサイト取引画面を装ったに偽サイトが掲載され、顧客のパスワードなどが詐取される事件が起きている。
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