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「.dev」ドメイン採用のWebサイトが続々登場 Web.devやOpenSource.dev、GitHub.dev、Slack.devなど

» 2019年02月27日 12時44分 公開
[新野淳一ITmedia]

この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「早くも「.dev」ドメイン採用のWebサイトが続々登場。Web.devやOpenSource.dev、GitHub.dev、Slack.devなど」(2019年2月21日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。

 Googleが先行登録プログラムを開始した「.dev」ドメインのWebサイト。先取りでドメインを取得したWebサイトが早くも続々と立ち上がっています。Googleのブログ「Hello, .dev!」でも紹介されていますが、いくつかここでピックアップしてみましょう。

 Google自身が立ち上げたのが、Webデベロッパー向けの情報サイト「Web.dev」と、オープンソースの情報サイト「OpenSource.dev」。

 Web.devは、Webアプリケーションの速度やアクセシビリティなどを判定するツールや、よりよいWebアプリケーションを開発するためのガイダンスなどを提供。

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 OpenSource.devは、オープンソースの説明やコピーライトとライセンスの説明、Linux FoundationやApache Foundationといった主要な団体など、基本的な説明を提供。

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 GitHub.devは、デベロッパーのためのパーソナルWebサイトジェネレータの紹介をしています。

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 Slack.devはSlackアプリケーション開発者向けポータルとして、SDKやAPIなどの紹介とリンク。

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 Workders.devでは、workers.devのサブドメインの予約が始まっています。このサブドメインを使って、CDNプロバイダーであるCloud FlareのサービスとしてCDNのエッジでService Workerを実行できる「Cloudflare Workders」がデプロイできるようになるようです。

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 プログラミング言語「Kotlin」の開発元であるJetBrainsもJetBrains.devを取得。自社の製品群の説明にリンクされたWebサイトになっていますが、どちらかといえばひとまずドメインを確保しておいたようにも見えます。

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 Woman.devは女性デベロッパーのためのNPO「Women Who Code」のWebサイトになっています。

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 おそらくこれらのサイトは先取り料金として最も高価な金額を払って.devドメインを取得したのではないでしょうか。28日午前8時以降は追加料金なしでドメインが取得できるようになるため、さらに続々と.devドメインが立ち上がってくるでしょう。

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