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東芝ライテック、カメラ付きLED照明を発売 SDカードにループ記録、スマホで確認

» 2019年02月28日 19時52分 公開
[ITmedia]

 東芝ライテックは、監視カメラ代わりに使えるカメラ付きLED照明器具「ViewLED」(ビューレッド)を発表した。工場やオフィスのベースライトとして使われる蛍光灯型LED照明に録画機能を追加できる。6月28日に発売する予定で、価格はカメラユニットが6万900円、照明器具が1万2500円(いずれも税別)。

「ViewLED」(ビューレッド)

 室内を見渡す位置にあり、電源もとれる照明器具の利点を生かしたネットワークカメラ。200万画素のCMOSセンサーで撮影し、microSDメモリーカードにHD画質(1280×720ピクセル、毎秒30フレーム)の映像を記録する。

 録画ファイルを5分単位で作成し、メモリーカードの容量が足りなくなると古いファイルを自動削除するループ上書き式とした。Wi-Fiを内蔵しており、録画した映像はスマートフォン用アプリなどで確認できる。

カメラユニット

 「例えば工場の製造組立ラインで工程エラーが発生した際、手元の操作映像記録が残っていれば工程改善に映像が役立つ。倉庫のバックヤードやマンションの郵便受けでの荷受けトラブルなど、“もしも”の時に便利」(東芝ライテック)

 東芝ライテックでは、3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催される「ライティング・フェア2019」でViewLEDを展示する予定だ。

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