米Googleは3月4日(現地時間)、「公正で公平な給与」のための取り組みの2018年の成果を発表した。従業員の91%を対象に分析し、発見した問題について調整を行ったとしている。
この分析で、レベル4のソフトウェアエンジニア職の規定内で、男性が女性より給与が低いことが分かったという。この不公正を調整するため、合計1万677人の従業員に総額970万ドルの調整を行った。
Googleは2012年からこうしたペイエクイティ分析を実施している。2018年には228人の従業員に総額27万ドルの調整を行った。
ペイエクイティ担当リードアナリストのローレン・バルバート氏は公式ブログで「われわれのペイエクイティ分析は、同じ仕事、同じレベル、勤務地、業績で、従業員の報酬が公平であることを保証する。今年は、結果が全従業員に公平になるように、平準化、業績評価、昇進などのプロセスの包括的な見直しを行っている」と語った。
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