米Appleのティム・クックCEOが3月7日(現地時間)、自身の公式Twitterアカウントの「名前」(表示名)を「Tim Cook」から「Tim (Appleのロゴ)」に変更した。
これは、同日ホワイトハウスで開催されたITトップ懇談会「American Workforce Policy Advisory Board Meeting」で、ドナルド・トランプ米大統領がクック氏にうっかり「あなたは我が国に本当に大きな投資をしてくれた。感謝しているよ、ティム・アップル」と名前を呼び間違えたことがTwitterで拡散したことを受けたもの。
米連邦政府が公開した議事録には、「Tim──Apple」と微妙に記されている。
クック氏は懇談会では、米国におけるエンジニア教育について短く語った。同氏はトランプ氏の行動にはっきりと反対を表明したこともあるが、政府の懇談会には初回から出席している。
なお、Appleのロゴであるリンゴの絵文字は標準ではないので、Apple製品以外で表示するとただの□や他の記号が表示されてしまう。
クック氏は名前を呼び間違えられたことについては特にコメントしていない。この表示名もそのうち元に戻すつもりだろう。
AppleのクックCEO、「トランプ大統領に反対する」全社メール
トランプ大統領の「トランスジェンダーは軍に入れない」発言にIT系CEOが一斉に反対
イーロン・マスク氏、トランプ次期大統領の経済助言チームメンバーに
Apple、Microsoft、Facebook、TwitterのCEO、それぞれの“トランプ当選後”コメントCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR