東京地下鉄(東京メトロ)は3月13日、ワンマン路線の運転士がiPadを活躍した車内案内を開始すると発表した。約300台のiPad(9.7インチ)が3月16日から順次導入される。
iPadには社員が開発した多言語異常時案内アプリが搭載される。異常案内の文面で対応言語のボタンをタップすると、その言語で放送される。外国人客への案内を強化するのが目的だ。
このほか、東京メトロや関係鉄道会社のアプリ、運行情報メールなどで列車の在線情報やリアルタイムの運行情報を把握。点検マニュアルも電子化され、搭載される。
iPadが導入されるのは丸ノ内線、千代田線(北綾瀬駅〜綾瀬駅間を運転する3両編成列車)、有楽町線(和光市駅〜小竹向原駅間)、南北線、副都心線。
東京メトロでは2010年からiPad導入を開始。2018年3月には車掌向けにiPad mini 4を400台導入している。
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