博報堂DYメディアパートナーズは3月14日、AI(人工知能)を使って新聞のニュース記事を要約し、音声コンテンツにして配信するサービスの実証実験を15日に始めると発表した。河北新報社(宮城県仙台市)と協力し、地域密着型のニュース配信を目指す。
東京理科大学と共同開発した「ニュース記事自動要約システム」を活用。河北新報の記事を指定した長さに要約した後、常体(である)を敬体(ですます)にしたり体言止めを補完したりといった変換を行い、音声読み上げに適した文章にする。変換したニュースは、河北新報社のマスコットキャラクター「かほピョン」が読み上げる音声コンテンツとして配信する。
まずは少数のモニターに音声コンテンツを体験してもらい、4月以降にスマートスピーカー向けのスキル(機能)として試験的に提供する計画だ。実験結果やモニターからのフィードバックなどを踏まえ、2019年中の正式リリースを目指す。
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