米Facebook傘下のOculus VRは3月20日(現地時間)、PCベースのVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)「Oculus Rift S」を発表した。2016年に発売したOculus Riftの後継モデルで、今春、399ドルで発売する。
Oculus Rift SはLenovoと共同開発。ヘッドセットの重量バランスや遮光性能を向上させ、PCと接続するケーブルも1本にまとめた。Oculus Goと同じように外部ヘッドフォンを使うこともできる。頭の大きさや形には、後部のダイヤルで合わせる方式になった。
外部センサーを必要としないインサイドアウトトラッキング方式で、ルームスケールにも対応している。Oculus Touchコントローラもインサイドアウト対応だ。次世代光学系を採用したことにより、「スクリーンドア効果」を軽減。より鮮明でシャープなディスプレイを実現したという。
推奨グラフィックスカードはNVIDIA GTX 1060、AMD Radeon RX 480以上。OSはWindows 10。
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