AI(人工知能)ベンチャーのPreferred Networks(東京都千代田区)は4月3日、ディープラーニングを活用し、アニメキャラクターを自動生成するサービス「Crypko」(クリプコ)を始めた。まずはアニメ、イラスト、ゲームなどの制作企業に提供する。
画像を生成するAIと画像を評価する別のAIを「敵対」させ、精度を向上させていく技術「GAN」(Generative Adversarial Network:敵対的生成ネットワーク)を活用した。生成したキャラには滑らかな動きをつけ、自然な表情を作ることも可能だ。パーツごとにユーザーの好みや意図も反映できるという。
ブロックチェーン技術を応用し、キャラの生成・合成履歴と利用者をひも付けて管理する仕組みも導入。同社は「このような技術を組み合わせることで、世界に1つしかないキャラを生成できる」としている。
「このイラスト、価格はいくら?」 AIがプロ目線で見積もり
萌えキャラ生成AI、学習データを“ネットの海”からゲッチュするのはアリか?
アイドル画像を自動生成するAI、京大発ベンチャーが開発
電通、広告バナーをAIで自動作成 1枚当たり5秒以内Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR