米Amazon.comの創業者でCEOのジェフ・ベゾス氏(55)の妻、マッケンジーさん(48)は4月4日(現地時間)、自身のTwitterアカウントで離婚のプロセスが完了したとツイートした。
注目されていた財産分与について、以下を夫が保持すると説明した。
マッケンジーさんは「(4人の子どもたちの)両親として、また、友人としての次の段階を楽しみにしている。(中略)ジェフがこれからも素晴らしい会社のチームに貢献し続けられるように決められて幸せだ。私自身の計画にもわくわくしている」と語った。ベゾス氏はマッケンジーさんのツイートをすぐにリツイートし、その後マッケンジーさんへの感謝の気持ちをツイートした。
Washington Postによると、ベゾス氏のAmazonの議決権は全体の12%で、マッケンジーさんから譲られる議決権を合わせると16%になる。
ベゾス氏は昨年から米Forbesの長者番付で首位を守っている。今年のForbesの長者番付で同メディアが推定した同氏の資産は1310億ドルで、2位のビル・ゲイツ氏は965億ドルだった。来年に順位が変わるかどうかは微妙なところだ。
Forbesによると、マッケンジーさんは離婚完了後、世界で3番目に裕福な女性になる見込みという。
ベゾス氏が1月に離婚を発表した際、米ゴシップメディア「National Enquirer」はその原因はベゾス氏の浮気によるものだと、写真を添えて報じた。ベゾス氏はその写真の出所を探っていたが、同メディアとその親会社から脅迫されたとMediumで公表し、3月末には調査を担当したコンサルタントがサウジアラビア政府がベゾス氏の個人情報を不正に入手していたと発表した。
ベゾス夫妻の離婚は90日以内に成立する見込み。夫妻には4人の子どもがいるが、親権については不明だ。
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