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» 2019年04月15日 12時44分 公開

1500台のAIカメラで顧客分析、トライアルが新店舗 客にピッタリの広告表示に

トライアルが、1500台のカメラによる映像をAIが分析する店舗をオープン。映像から顧客行動を分析し、ぴったりの商品情報をデジタルサイネージに表示する。

[ITmedia]

 トライアルホールディングスは4月15日、改装中のスーパーマーケット「メガセンタートライアル新宮店」(福岡県新宮町)に、カメラ映像をAI(人工知能)が分析する仕組みを導入し、19日にリニューアルオープンすると発表した。1500台のカメラが捉えた映像から顧客行動を分析し、ぴったりの商品情報を店内のデジタルサイネージ(電子看板)に表示する。

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 例えば飲料コーナーでは、顧客がショッピングカートと買い物かごのどちらを使っているかによって、デジタルサイネージに表示する広告を変える。ショッピングカートの場合は、ケース買い(箱買い)に適したリーズナブルな商品をおすすめする。

 設置するカメラは、スマートフォンをベースに開発。1300万画素のカメラを搭載し、HD動画、静止画を撮影できる。Wi-Fiと有線LANでネットワークに接続し、HDMIやUSBで周辺機器とも接続する。従来の店舗と比べてカメラの導入コストを抑え、店舗への大量導入が可能になった。

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 トライアルホールディングスは昨年11月、AI技術を開発する新会社「Retail AI」(東京都港区)を設立。日本国内に約50人、中国に約300人のエンジニアを抱える他、大手電機メーカーやAIベンチャー出身の技術者も集め、ハードウェアとソフトウェアの自社開発から店舗への導入までを一貫して行う体制を整えている。

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