米Facebookが2016年5月から、約150万人のユーザーの連絡先データを収集していたと、米Business Insiderが4月17日(現地時間)に報じた。Facebookはこれを認め、同メディアに対し、集めたデータは削除して影響を受けたユーザーに通知すると語った。
Facebookは、これは“意図せず”行ったことであり、データを第三者に提供したりはしていないと語った。
この問題はFacebookに新規にユーザー登録しようとすると、メールのパスワードを求められることに気づいたセキュリティ研究者が発見した。パスワードを入力すると、事前に許可を求めることもせずに連絡先をインポートしたという通知が表示されるという。
Facebookは声明文で「アカウント作成時にパスワードを求めるオプションは先月終了した」としている。
Facebookはこれまでも、個人情報をユーザーに無断で集めたり、バグで個人情報を公開状態にしていたりといった問題をメディアに非難されてはそれを認めることを繰り返している。
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